平成27年6月26日


閣議後定例記者会見

1.冒頭発言
 今日の閣議ですが、東南アジア諸国連合プラス三箇国マクロ経済調査事務局を設立する協定の内訳について、そして主要国首脳会議の開催について、この2件の議題がございました。あと、各種報告がございました。懇談会におきまして総理から、今日からこの会議に遠藤大臣が出席するので皆さんよろしくと御紹介をいただきましたので、私からも改めて、先輩閣僚の皆さんに御協力いただいて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックがしっかりと運営、成功できるように取り組みたいので、御協力よろしくお願い申し上げたいと、そういうことを皆さんにお願い申し上げました。以上であります。

2.質疑応答
(記者)
 29日、週明けですけれども、組織委員会の調整会議が開かれる予定しておりますが、ここで下村大臣のほうから、恐らく新国立に関しての考え方が表明されるかと思うんですけれども、今のところ、大臣の把握していらっしゃるとして、29日の委員会、どういった議論になるか、お願いします。
(大臣)
 29日に調整会議あるということについては承っております。ただ、内容等についてはまだ承知しておりませんので、今日、舛添知事、そして組織委員会の森会長とお会いいたしますが、そうした中でも話があるかと思います。ただ、文科大臣が競技場の建設について検討いただいておりますので、どういう内容か、当日話があるかと思っております。
(記者)
 大臣の期待としては、やはり29日、この日程感として、これぐらいの時期にはきちんと固まって、実際にもう契約ができていると、そういうふうな日程感で進んでいくことが望ましいというふうに思っていらっしゃいますか。
(大臣)
 もちろんできるだけ早いほうが望ましいんですが、今詳しい内容を承知していないので、私から今、その辺がどうのこうのってことについては、申し上げるわけにはいかないと思います。
(記者)
 大臣、今日、知事とお会いされるに当たって、国立の問題については、どれぐらいと、どういうふうな話題を触れようとされているのかと、あと、調整役としての期待がされていると思うんですが、うまく国と都が一体となってつくっていくに当たって、御自身の、どういうところで調整を、役割というのが必要になるかということ。もしそのキーワードになるようなものがあれば教えてもらえますか。
(大臣)
 今日お会いをして、話をさせていただくわけですが、まず、そんな時間もありませんので、こういう形でしっかり取り組んでいきたいという御挨拶を申し上げることが一番だと思っております。その上で、正に調整をする大臣でありますから、文科大臣あるいは都知事、そして組織委員会の会長ほか、皆さんとしっかり連携をとりながら、自分としても、この国立競技場の一日も早いといいますか、予定どおりの完成に努力をしたいと、こんなことを申し上げるつもりであります。
(記者)
 森組織委員会会長ともお会いになるということでしたが、今日はそれぞれ個別に会談の御予定ですか。
(大臣)
 ええ。少なくとも今日は就任の御挨拶ですから、こちらから赴いて、そして、御指導いただきたいということを御挨拶に参りますので、個々の時間になります。
(記者)
 それから、もう1点。近く、恐らく推進本部の会合、初会合は開かれると思うんですが、本部の役割として、基本方針の策定というのがあると思うんですけれども、いつごろまでに策定を目指すのかということと、その内容として、どういうことを盛り込むお考えなのか、もし今の時点でアイデアあれば、お願いします。
(大臣)
 まだ、昨日就任したばかりで、今日いらっしゃる役所の皆さんとも詰めた話をしておりません。どちらにしても今後、基本方針がこれからの活動の中心になりますんで、そこはしっかり皆さんと詰めた上で、御相談をさせていただきたいと思っております。
(記者)
 森会長と会われるのは、あと、事務局の方の御説明でもいいんですけれども、時間とかその辺は。
(大臣)
 もう時間はいいんだよね。
(事務局) 9時45分。
(大臣)
 9時45分ぐらい。40分ぐらいから……
(記者)
 この後ということですかね。
(大臣)
 この後すぐにということです、はい。
(記者)
 昨日、あわせて副大臣、政務官、兼務ということですけれども、それぞれ就任されましたけれども、役割分担についてはどのようにお考えですか。
(大臣)
 まだ二人とお会いをしておりませんので、今日お会いをして、いろんな話をさせていただきたいと。役割等についてはそれからと思いますが、ただ、お二人とも、これまで下村大臣のもとで副大臣、政務官、オリンピックの、オリ・パラの副大臣、政務官として仕事をされてこられましたので、そうした形を引き継ぐようになるんではないかと思っております。
(記者)
 昨日もちょっとお話しありましたけれども、職務分掌についてなんですけれども、一応国会質疑では、選手競技力向上とかスポーツ振興に関しては、スポーツ庁、文科省が行うということでしたから、昨日、大臣が、メダルをとるということは非常に大切だということで、積極的な意欲をお示しになられましたけれども、そういう職務分掌がある中で、どういうような支援の仕方があるという、その具体的なイメージのようなものがあれば、改めてお伺いしたいんですけれども。
(大臣)
 私の大臣としての仕事は、昨日申し上げたように、大会に成功を導くためのいろんな総合調整を行うということで、それぞれ一つ一つの具体的な施策は、それぞれの担当する大臣のもとでやっていくのが、いただくのが基本だと思っております。ただ、そうは言いながらも、メダルをとるということになれば、それは文部科学大臣にお願いをしながらも、私もずっとこれまで基本法の成立や、あるいはスポーツ庁の設立等に努力してまいりましたので、そこは十分連携をとりながら、また、私の思いも少しお伝えしながら、協力してやっていきたいと思っております。
(記者)
 具体的に、例えばこういうサジェスチョンとか、リクエストとかということもお考えになっていらっしゃいますか。
(大臣)
 具体的にって、いろいろこれまで議論してきましたんで、そこは一つ一つ。むしろ、まだスポーツ庁ではなくてスポーツ・青少年局ですが、文科省の皆さんとも十分今まで意思の疎通を図ってきましたので、引き続き、大臣も含めて、しっかり意思の疎通を図っていきたいと思っております。いけるものと思っております。