持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合(第14回)

日時:令和5年12月19日(火)
   10:15ー10:30
場所:総理大臣官邸2階小ホール

議事概要

 12月19日、岸田文雄内閣総理大臣(SDGs推進本部長)は、林芳正内閣官房長官(同副本部長)、上川陽子外務大臣(同副本部長)及び他の国務大臣等の出席の下、総理大臣官邸において持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合(第14回)及び第7回「ジャパンSDGsアワード」表彰式を開催しました。

 今回のSDGs推進本部会合では、SDGs達成のための中長期的な国家戦略である「SDGs実施指針」を改定しました。同実施指針の改定は、2019年の改定に次ぐ2度目の改定となります。

 会合中、林芳正内閣官房長官、上川陽子外務大臣、小泉龍司法務大臣、鈴木俊一財務大臣、盛山正仁文部科学大臣、坂本哲志農林水産大臣、斉藤鉄夫国土交通大臣、伊藤信太郎環境大臣、河野太郎デジタル大臣、土屋品子復興大臣、松村祥史国務大臣、加藤鮎子国務大臣、自見はなこ国務大臣、馬場成志総務副大臣、濱地雅一厚生労働副大臣、鬼木誠防衛副大臣、神田潤一内閣府政務官、平沼正二郎内閣府政務官、吉田宣弘経済産業大臣政務官の計19名から、それぞれの所掌のSDGsの達成に向けた取組や今後の計画等について発言がありました。

 会合の最後に、岸田総理大臣から、概要以下のとおり述べ、「SDGs実施指針」を着実に履行し、国内外での取組を力強く推進していくよう関係閣僚に指示しました。

(1)本年はSDGs達成に向けた中間年ですが、その達成に向けた進捗には大幅な遅れが生じています。こうした中で、今、改めて、誰一人取り残さないというSDGsの原点に立ち返り、「人間の尊厳」が守られる世界を実現するべく、我が国を含む国際社会全体で、SDGs達成に向けた努力を加速していく必要があります。
(2)こうした国内外の情勢を踏まえ、本日、SDGs推進の中長期的な国家戦略であるSDGs実施指針を2019年以来、4年ぶりに改定しました。本指針では、「新しい資本主義」の下、「人への投資」やGX・DXの推進を通じて、持続可能な経済・社会システムを構築するという決意を示しております。また、「誰一人取り残さない」包摂社会を実現することも重要です。SDGsを推進する上で、人権の尊重とジェンダー平等が全ての目標において横断的に実現されなければなりません。新しい実施指針の下でも、引き続き、国内外の全てのステークホルダーとの連携・協働を強化していきます。

   第7回「ジャパンSDGsアワード」表彰式では、SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞が一般社団法人WheeLogに、SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞が雪ヶ谷化学工業株式会社に、SDGs推進副本部長(外務大臣)賞が特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会に授与されました。このほか、邦美丸が特別賞を受賞しました。

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(別添:議事録(PDF:195KB)PDFを別ウインドウで開きます