「水循環基本計画」の一部を見直しました
6月21日(火)に、「水循環基本計画」が閣議決定されました。
水循環基本計画は、平成26年に成立した水循環基本法に基づき、水循環に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るために定められる、我が国の水循環に関する基本的な計画です。昨年、水循環基本法が一部改正され、水循環における地下水の適正な保全及び利用が明確に位置付けられたことを踏まえ、今般、水循環基本計画の一部見直しを行ったものです。
水循環基本計画は、平成27年7月に初めて策定されました。水循環基本法では、水循環に関する情勢の変化や水循環に関する施策の効果に関する評価を踏まえ、おおむね5年ごとに見直すこととされており、令和2年6月に初めての見直しを行ったところです。
今般、水循環基本計画の一部を見直し、地下水に関する内容を充実化するとともに、現行計画の策定後に進んだ取組についても記載しています。
【総論及び第1部】
- 関係箇所に地下水に関する記述を追加・修正
- 地下水マネジメントをより推進するため、「地下水の適正な保全及び利用」を流域マネジメントの一環として重点的に取り組む内容に位置付け
【第2部】
- 「地下水の適正な保全及び利用」の項目を新設
- 法律の条文に沿って施策を記載
【第3部】
- 国、地方公共団体、事業者及び国民の責務に関する記述を追加・修正
【現行計画の策定後に取組が進んだ内容】
- 水循環政策における再生可能エネルギーの導入促進、 流域治水関連法の全面施行を踏まえた取組推進
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