新たに「流域水循環計画」１０計画を認定

～北海道で初めてとなる「流域水循環計画」を認定～

　内閣官房水循環政策本部事務局(以下「水循環事務局」という。)は、全国から情報提供のあった水循環に関する計画のうち、北海道旭川市、北海道ニセコ町、愛媛県西条市などの10計画を「流域水循環計画」と認定しました。
　これにより「流域水循環計画」は全国で合計51計画となりました。

○　水循環事務局では、健全な水循環のための流域マネジメントの普及と活動の活性化を図るため、全国各地において策定されている水循環に関する計画等を「流域水循環計画」として認定・公表しています。今般、地方公共団体より情報提供のあった計画について、流域水循環アドバイザー※１のご意見等を踏まえ確認を行い、下記の10計画が該当すると認められましたので公表します。

・	第６次長野県水環境保全総合計画	【長野県】
・	物部川清流保全計画	【高知県】
・	第２次仁淀川清流保全計画※２	【高知県】
・	旭川市環境基本計画（第２次計画・改訂版）の一部	【北海道旭川市】
・	第２次ニセコ町環境基本計画の一部	【北海道ニセコ町】
・	広瀬川創生プラン	【宮城県仙台市】
・	八王子市水循環計画※２	【東京都八王子市】
・	辰野町環境基本計画の一部	【長野県辰野町】
・	西条市地下水保全管理計画	【愛媛県西条市】
・	第３次熊本市地下水保全プラン※２	【熊本県熊本市】

○　これにより、「流域水循環計画」は全国で合計51計画となりました。
○　なお、平成30年度より、国土交通省の社会資本整備総合交付金及び防災・安全交付金の配分に当たっての事業横断的な配慮事項の対象として、この流域水循環計画に基づき実施される事業を含む整備計画が位置づけられています。これらの交付金も活用しつつ、全国各地における「健全な水循環の維持又は回復」に向けた取組の一層の推進が期待されます。

※1　水循環事務局が流域マネジメントの取組を進めるにあたり、様々な視点から助言をいただく学識者

東京大学大学院	工学系研究科	沖　　大幹　教授
愛媛大学大学院	農学研究科	武山　絵美　教授
筑波大学	生命環境系	辻村　真貴　教授
東京学芸大学	環境教育研究センター	吉冨　友恭　教授

※2　これまでに「流域水循環計画」として認定・公表した計画について、新たな課題や取組の進捗を踏まえて改定されたもの。

【問い合わせ先】
内閣官房水循環政策本部事務局　志茂（しも）、鈴木（すずき）、上村（うえむら）
（国土交通省水管理・国土保全局水資源部内）
電話：03-5253-8111（内線31233、31202、31214）
TEL：03-5253-8389(直通)　　FAX：03-5253-1581
水循環政策本部HP
URL：http://www.kantei.go.jp/jp/singi/mizu_junkan/