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海洋・宇宙

海洋

 我が国の領海や排他的経済水域を含めた周辺海域を取り巻く安全保障上の情勢は一層厳しさを増し、我が国の海洋権益はこれまでになく深刻な脅威・リスクにさらされています。また、近年、海洋資源開発や海洋エネルギー開発への期待が高まる一方、気候変動やマイクロプラスチックを含む海洋ごみ等の課題が顕在化し、国内外における海洋環境の保全に対する関心が高まっています。  
 このような中、我が国においても、経済安全保障や海洋関連産業の成長産業化の観点から、海洋状況把握の能力強化(海洋情報の収集能力及び集約・共有体制の強化)を図ります。具体的には、航路設定の最適化や漁場の探索精度等の向上に向けて、海水温、海流、船舶通航量等の海のデータの活用・官民での共有を図るとともに、北極域研究船に関する取組の推進等を図ります。こうした取組を通じて、海洋資源開発を進めてまいります。

宇宙

 我が国の安全保障や経済社会における宇宙システムの役割は増大し、宇宙活動は従来の官主導から官民共創の時代を迎え、広範な分野で宇宙の利用による産業の活性化が図られています。また、宇宙探査の進展により、人類の活動領域は月面、更に、深宇宙へと拡大しつつあり、宇宙は科学技術のフロンティアとして、また、経済成長の推進力として、その重要性を増しています。  
 このような中、我が国の宇宙活動の自立性を支える産業・科学技術基盤を強化し、安全保障、災害対策・国土強靱化や地球規模課題の解決への貢献、新たな知の創造、経済成長とイノベーションの実現等に向け、宇宙利用の拡大を図り、利用拡大と基盤強化が好循環する「自立した宇宙利用大国」を目指します。

概要

背景・課題、目指す社会、事例
今後の取組
背景・課題、目指す社会、事例
今後の取組