「日本創生に向けた人口戦略フォーラムinとっとり」への参加
令和6年11月30日(土)、矢田総理補佐官は、日本創生に向けた人口戦略フォーラムinとっとりに参加しました。
このフォーラムでは、若者や女性にも愛される地域を目指して産官学金労言のキーパーソンが集結し、日本創生に向けた人口戦略について、講演やシンポジウム、セッション等を行いました。
フォーラムの冒頭では赤澤経済再生担当大臣が挨拶し、本フォーラムは産官学金労言の対話を体現したものであり、地域に貢献する公務員の兼業・副業の弾力化や会計年度任期職員の課題等に取り組んでいきたい旨述べました。
矢田補佐官は、「働きやすい環境づくりと企業の生産性向上 ~若者・女性にも選ばれる職場を目指して~」をテーマとするシンポジウム②に、パネリストとして登壇しました。シンポジウム②では、コーディネーターの株式会社日本総合研究所 理事長 翁百合様のご進行の下、パネリストの皆様から、承認欲求の充足と多様性の容認が職場環境改善のポイントであること(日本銀行松江支店長 大関雄資様)、賃金水準や男女間賃金格差、男女間の役割分担意識(アンコンシャス・バイアス)が鳥取県の課題であること(日本労働組合総連合会鳥取県連合会副会長 森由香里様)、女性の働きやすい職場づくりの実践例(金田コーポレーション株式会社 代表取締役 畑島美緒様)、働きやすい環境としての魅せるオフィスの実践例(株式会社アクシス 代表取締役 坂本哲様)などについてお話がありました。
矢田補佐官は、男女間賃金格差の地域ごとの特徴やえるぼし・くるみん認定企業数の地域差、女性活躍と地域経済との関係等について説明した他、シンポジウム②のまとめとして、パネリストの方々から提起された問題点に共通すると考えられる、アンコンシャス・バイアスの解消に取り組むことの重要性を指摘しました。
終盤では石破総理が挨拶し、人口減少対策として、国としても雇用や子育て環境等を充実させることに加え、各地方が人口減少対策を自分事として捉え、若者・女性にも選ばれる地方づくりに取り組むことが必要であると強調しました。
最後に、一人一人が当事者として考え行動していく、人口最小の鳥取県から日本を変えていくという強い意志を宣言する「とっとり宣言」をもって、本フォーラムは締めくくられました。