「第8回女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」への参加
矢田総理補佐官は、令和6年11月29日(金)に、第8回女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチームに座長として参加しました。
本プロジェクトチームの再開に当たり、男女間賃金格差の解消に向けた取組を一層加速していけるよう、各産業や地域の男女間賃金格差の要因となっている、非正規雇用や、理工系女性人材の育成、教育分野でのアンコンシャス・バイアスの課題等を整理するとともに、「若者・女性にも選ばれる地域づくり」に資する取組について、深掘りした検討を進めてまいります。
今回のプロジェクトチームでは、厚生労働省及び内閣府から非正規雇用労働者の実態について説明がなされ、消費者行動の研究がご専門の株式会社ニッセイ基礎研究所 久我尚子上席研究員、人的資源管理論がご専門の公益財団法人連合総合生活開発研究所 中村天江主幹研究員から、それぞれ非正規雇用に着目したお話を伺いました。
また、雇用についての議論において消費行動や可処分所得に注目することの重要性や、非正規雇用の中でも派遣労働に着目することの意義等について意見交換しました。
今回のプロジェクトチームの議論を受け、矢田補佐官は、関係省庁に対して、同一労働同一賃金の遵守徹底や非正規雇用労働者の処遇改善に向けた支援に積極的に取り組むこと、アクションプランの策定に向けて、経済団体や関係団体などに引き続き働きかけを実施していくことなど、より積極的な対応を要請しました。
(参考1)「第8回女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46314.html