賃金・雇用に関する視察in大阪府寝屋川市及び大阪市

 令和6年10月15日(火)に、矢田総理補佐官は大阪府寝屋川市において寝屋川市役所を、大阪市に近畿経済産業局を訪問し、意見交換を行いました。

1.寝屋川市役所の視察
 寝屋川市役所を訪問し、広瀬市長と意見交換を行いました。
 寝屋川市では、職員の生産性向上に向けて、働き方改革などに取り組まれています。
 職員の産休・育休時には、通常の人事異動として代替職員を配置し、男性も含めた育休取得率の向上につなげています。また、1年間の業務の季節変動が大きいことに対して、業務の繁忙期に合わせて、業務の閑散期の職員を応援配置しています。
 また、今後の更なる生産性向上に向けて、フレックスタイム制の清算期間の延長などについても課題提起いただきました。

 
 

2.近畿経済産業局の視察
 近畿経済産業局を訪問し、中小企業への支援施策の現状を中心に意見交換を行いました。
 近畿経済産業局は、近畿地域2府5県(福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)における経済産業省を代表する機関であり、管轄の中小企業は56万社となっています。
 賃上げの観点から、中小企業省力化投資補助金の周知徹底、取引適正化に向けた取組、中小企業の資金繰り状況、地域が主体となったサプライチェーン事業継承について報告いただきました。