小里総理大臣補佐官の岡山県岡山市、広島県三原市・竹原市の視察

 令和6年8月7日から8日にかけて、小里総理大臣補佐官は岡山県岡山市、広島県三原市・竹原市を訪問し、農福連携の先進的な取組の視察や、農業関係者の皆様と車座対話を行いました。

① 株式会社おおもり農園
 イチゴ農家として新規就農後、自らA型就労支援施設を運営されており、結果、作業者を安定的に確保できるようになり、地域の他の農業者のハウスを引き継ぐ形で農業経営の規模拡大も実現しています。
 選果作業台を通常より多めに配置したり、各作業の工程を写真で丁寧に見える化するなど、障害を持つ方が作業しやすくなるための様々な工夫をされています。

 
 
 
 

② 株式会社八天堂ファーム
 「冷やして食べるくりーむパン」で知られる八天堂グループの農業法人「株式会社八天堂ファーム」様を訪問しました。
 後継者不在となったブドウ園を引き継ぎ、地元の社会福祉法人と連携し、引きこもりなどを理由に生活困窮者となった方に対して、農作業を通じた就労訓練事業を行っています。農福連携の取組みは、SDGsの観点からも取引先に評価され、地元の大手スーパーでも「ノウフクJAS」マークの付いた商品が取り扱われるに至っています。もちろん自社商品の原材料にも使われているとのことです。