第10回太平洋・島サミット(PALM10)官房長官夫妻主催歓迎レセプション

 令和6年7月16日、林内閣官房長官は、都内で第10回太平洋・島サミット(PALM10)官房長官夫妻主催歓迎レセプションを開催しました。

 林官房長官は挨拶で次のように述べました。

「御紹介を賜りました、官房長官の林芳正でございます。第10回の太平洋島サミット(PALM10)共同議長のブラウン・クック諸島首相、太平洋島しょ国地域及びオーストラリア、ニュージーランドの首脳・代表の皆様、日本へようこそ。
 そして、関係閣僚、各国大使、国会議員の皆様、そして御列席の皆様、本日は御多忙の折、こうしてお集まりいただきまして、心より感謝を申し上げます。
 日本は、1997年のPALMプロセス創設から27年、太平洋島しょ国地域の成長・発展に寄り添ってきたことを心より誇りに思っております。
 私は、外務大臣であった2022年にフィジー、パラオ、2023年にソロモン諸島、クック諸島を訪問いたしました。美しい自然に魅了され、人々との交流を通じ、先祖が紡いできた、日本と太平洋島しょ国地域との「キズナ」を肌で感じることができました。
 この「キズナ」は政府だけではなく、国会議員、地方自治体、経済・学術団体を含む、全ての関係者の皆様の御尽力の下で、オールジャパンで育んできたものであります。
 日本・太平洋島しょ国友好議員連盟は、精力的な議員外交を通じてPALMを盛り立ててくださっております。また、本日、太平洋島しょ国・日本地方自治体ネットワーク(PALM&G)会議が成功裏に開催されたと伺いましたけれども、自治体間交流も活発になっております。このような重層的なつながりは、正にPALMの基盤となるものであります。
 我々は、気候変動を始めとする複合的危機の時代に生きております。これらは待ったなしの喫緊の課題であります。揺るぎない「キズナ」を礎に、PALM10でも、力を合わせて解決策を見いだしていきたいと考えております。
 皆様の御健康と御多幸、PALM10の成功、そして我々の「キズナ」が未来に向け、ますます発展していくことを祈念しております。御清聴ありがとうございました。」

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