安全功労者内閣総理大臣表彰 表彰式
令和6年7月1日、林内閣官房長官は、総理大臣官邸で令和6年安全功労者内閣総理大臣表彰の表彰式を行いました。
長官は、表彰状を授与した後、挨拶で次のように述べました。
「本日は安全功労者の受賞、誠におめでとうございます。
本日7月1日は、「国民安全の日」です。事故や災害を防止するためには、国民一人一人が、生活のあらゆる面で安全に配慮し、心がけていくことが大切です。
皆様は、交通事故の防止、海上交通の安全確保、学校での安全教育、労働災害の防止及び産業安全の向上、地域の火災予防などに、永年にわたり、率先して取り組んでこられました。皆様のこれまでの御尽力に心より敬意を表するとともに、皆様の活動を支えていただきました御家族や多くの関係の皆様方に厚く御礼申し上げます。
近年、交通事故により亡くなられた方の数は減少傾向にありましたが、昨年は8年ぶりに増加いたしました。様々な取組により、最も多かった昭和45年と比べると約6分の1となったものの、今なお、多くの尊い命が失われています。また、海難事故、学校での事故、労働災害、火災などによっても、かけがえのない命が失われています。
こうした事故や災害を少しでも減らしていくためには、私たち一人一人が、安全への配慮を常に心がけていかなければなりません。
政府といたしましても、各界各層と連携しながら、様々な安全施策を強力に推進してまいりたいと考えております。
皆様方におかれましても、引き続き、安全のための啓発を始め、それぞれの分野の活動に取り組んでいただき、なお一層の御尽力を賜りますよう心からお願いいたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。」