賃金・雇用に関する視察in沖縄県
令和6年6月21日(金)、矢田総理補佐官は沖縄県において、企業を訪問し、意見交換を行いました。
タップホスピタリティラボ沖縄の視察
タップホスピタリティラボ沖縄は、観光DX実証実験施設であり、人手不足の中で、宿泊施設における作業について、ロボットに任せられるところは任せるための実証実験を、複数の企業の参画も得て、産学官連携して行っています。
フロントで出迎えたロボットが顔認証で対応する様子や、レストラン等においてドリンクや料理を人が介在せず届ける様子、客室でのDXの活用状況などを、実際に拝見しました。
また、DXも活用し、調理工程を分かりやすく表示する等の工夫を行いながら障害者雇用を進められており、その様子も拝見しました。観光産業におけるDX活用として、多角的な取組みを行っており、今後に向けた意見交換も行いました。
拓南製鐵の視察
拓南製鐵は、沖縄県内で発生する家電等の鉄スクラップを活用し、建築・土木資材として鉄筋コンクリート用棒鋼等を供給しています。
2022年度の男性の育児休業の取得率が88.8%と非常に高くなっているほか、1月の平均残業時間も14.1時間と短くなっているなど、男女ともに働きやすい環境整備に取り組まれ、本年1月に子育てサポート企業として「くるみん認定」を受けられています。
さらに、業界として、男性が多いとのことですが、女性の採用を増やす等、女性活躍にも取り組まれており、現場で働く若手女性や管理職になられた女性、育児休業を取得した男性のお話も伺いました。