小里総理大臣補佐官の大分県の視察

 令和6年4月17日~18日、小里総理大臣補佐官は大分県を訪問し、ハウスみかんの経営者の皆様との車座対話を行うとともに、林業・木材産業現場での持続的な林業経営の取組みや先進的な木造公共建築物を視察しました。

① 杵築地域柑橘研究会の皆様との車座対話
 ハウス施設ごとに加温時期を変化させ、出荷時期をずらすことにより、高付加価値化、労働力の平準化、農業所得の向上を実現しているハウスみかん経営者の皆様と車座対話を行いました。杵築地域では、県・市等が連携し、新規就農者へのハウス施設の継承の取組みも進められており、当日は、多くの若手経営者から今後の農業経営への夢や、さらなる発展に向けての課題について意見交換を行いました。

 
 
 

② 佐伯広域森林組合
 大型製材工場を中心に、木材の付加価値向上に繋げ、伐採・再造林の森林資源の循環を実現する取組を視察しました。森林所有者の信頼を得ながら、事業量を確保し、林業従事者の所得向上を実現していることや、苗木の生産にも取り組んでいること、新たな製材工場の整備予定等多数の取組みを視察しました。持続的な林業経営に向けた課題についても意見交換を行いました。

 
 
 
 

③ 立命館アジア太平洋大学
 2023年に建築され、大分県産材を使用した木造3階建ての校舎を視察しました。国際色豊かな教育現場を視察するとともに、教育機関が地域経済に果たす役割について意見交換を行いました。