賃金・雇用に関する視察in福岡県福岡市、北九州市
令和5年12月6日(水)、7日(木)に、矢田総理補佐官は福岡県福岡市及び北九州市において、労働局の視察を行うとともに、企業を視察し、働き方改革の推進や障害者雇用に関する意見交換を行いました。
1 福岡労働局の意見交換
福岡労働局を訪問し、労働局全体の業務概況の説明を伺うとともに、福岡中央労働基準監督署、ハローワークプラザ福岡を視察し、意見交換をしました。ハローワークプラザ福岡では、キッズルームや授乳室も完備されたマザーズハローワークを視察したほか、就職氷河期の方や、外国人の方を対象にした専門窓口も視察しました。
2 株式会社安川電機の視察
株式会社安川電機を視察し、人とロボットが協働作業を行う工場など働く現場を見学するとともに、働き方改革や両立支援の取り組み等について、お話を伺い、意見交換をしました。
株式会社安川電機では、働き方改革によるワーク・ライフ・バランスを推進しており、子育てサポート企業の認定である「プラチナくるみん」の認定を受けられております。
国内に限らず、グローバルに企業展開される中での日本の競争力向上に向けた、賃金・雇用に関する率直なご意見もお伺いしました。
3 サンアクアTOTO株式会社の視察
サンアクアTOTO株式会社を視察し、両立支援の取り組みや障害者雇用について、お話を伺い、意見交換等を行いました。
福岡県、北九州市、TOTOの共同出資による第三セクター方式による特例子会社として設立され、現在従業員数は146人、うち障害者は93名となっており、全体での雇用率は2.58%となっています。
「自立」「参画」「信用」を活動ビジョンに掲げ、JISの認証を取得し、JISマークのついた製品の製造・出荷をしているほか、自分の仕事の改善を自分で考え、提案を促す取り組みを行い、生産性やモチベーションの向上にもつなげています。