徳島県における視察

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 上野総理補佐官は、令和5年10月30日(月)から31日(火)の日程で、徳島県を訪問しました。
 消費者政策・SDGsをテーマとするシンポジウムへの出席とともに、消費者庁新未来創造戦略本部の視察・職員との車座対話、消費者行政現場の視察、上勝町視察等を実施しました。

10月30日(月)


<とくしまSDGsシンポジウム2023>
「“食”から考える消費者志向経営とエシカル消費」をテーマに、徳島県における企業・学校・地域の取組について講演・パネルディスカッションが行われました。上野総理補佐官は開会挨拶において、日々の消費活動とウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態で長続きする幸せ)が密接に関係していることに触れ、消費者志向経営とエシカル消費の推進・浸透が消費者のウェルビーイングにつながることが期待されると述べられました。

 

 
 
 

<徳島県消費者情報センター視察・消費生活相談員等との意見交換>
消費者トラブルのパネル展示を行う啓発・情報発信コーナー等を視察するとともに、消費生活における相談対応の状況やラジオ等を通じた情報発信、「徳島県消費者大学校」における消費者リーダーの育成等について説明を受けました。

 

<消費者庁新未来創造戦略本部・とくしま消費者行政プラットホーム視察>
徳島における消費者庁の恒常的拠点である新未来創造戦略本部を訪問し、執務室の視察及び職員との車座対話を行いました。車座対話では、多様なバックグラウンドを持つ8名の職員の方々からお話を伺い、業務を通じて感じるやりがいや課題、消費者教育の重要性、仕事と家庭の両立状況、男性の育児休業取得の在り方等について意見交換を行いました。

 
 

10月31日(火)


<とくしま国際消費者フォーラム2023>
「デジタル時代における消費者のエンパワーメント」をメインテーマに、国内外の専門家・行政官・学生等による基調講演・セッションが行われました。上野総理補佐官は開会挨拶において、消費者庁は、デジタル化・国際化等による新たな消費者課題の解決に向けた拠点として新未来創造戦略本部を徳島に設置し、徳島県における様々な取組が消費者行政の発展に大きな影響を与えていることに触れ、消費者政策の転換点ともいえる新しい時代において、消費者のエンパワーメントに行政や事業者、消費者自身がいかに寄与できるかを議論することが重要であると述べられました。

 

 
 

<上勝町視察>
上勝町ゼロ・ウェイストセンターを訪問し、ゴミの45分別収集やリユース用品コーナー等を視察しました。上勝町役場では、花本町長からゼロ・ウェイストの取組について説明を受け、地域資源を活用したごみを出さない仕組みづくり・人づくりについて意見交換を行いました。併せて、株式会社いろどりの横石代表取締役社長から、同社が取り組む「葉っぱビジネス事業」について説明を受け、高齢者がいきいきと働ける仕組みづくり・居場所づくりについて意見交換を行いました。また、葉っぱビジネス事業へ参加する農家を訪問し、受注等にパソコンが活用されている様子や、葉っぱが丁寧に梱包されていく様子等を視察しました。