森まさこ総理補佐官の英国・アイスランド・フィンランド出張（令和５年１月１６～２０日）

　森まさこ補佐官は、令和５年１月１５日（日）から２０日（金）の日程で英国・アイスランド・フィンランドを訪問したところ、概要は以下のとおりです。

１　英国訪問（１月１６日）

＜アリシア・ハーバート外務・英連邦・開発省教育・ジェンダー・平等局長兼ジェンダー平等特別大使との会談　（オンライン）＞
　昨年１２月のＷＡＷ！２０２２の結果について報告するとともに、女性・平和・安全保障（ＷＰＳ）に係る両国の取組状況、女性の経済的自立、その他G7も念頭に両国のジェンダー平等に関するＧ７議長国としての取組等について意見交換。

＜ジアウッディン・ユスフザイ・マララファンド共同設立者（マララ・ユスフザイ氏の御尊父）との懇談＞
　ＷＡＷ！２０１９へのマララ・ユスフザイ氏の参加に謝意を伝達するとともに、昨年１２月のＷＡＷ！２０２２の結果について報告。女子教育の機会確保の必要性、Ｇ７や国連安保理での日本の役割への期待等について意見交換。

＜英国原子力廃止措置機関（ＮＤＡ）関係者との意見交換＞
　福島第一原発の廃炉作業への支援及び協力について謝意を伝達するとともに、ＮＤＡの役割や取組、地域コミュニティとの対話の重要性、セラフィールド原子力施設の現状、原子力産業における女性活躍の取組等について意見交換。

２　アイスランド（１月１７日）

＜グドゥニ・トルラシウス・ヨハネソン・アイスランド大統領夫妻への表敬＞
　昨年１２月のＷＡＷ！２０２２参加のための訪日について謝意を伝達するとともに、アイスランドにおけるジェンダー平等のための教育、ジェンダー平等の実現に向けたロールモデルの必要性等について意見交換。

＜ボットリ・トロッドセン元在日アイスランド商工会議所会頭との懇談＞
　ビジネス分野を含む二国間関係や女性活躍推進施策等について意見交換。

＜ハンナ・クリスチャンドッティル元内務大臣との懇談＞
　アイスランドにおけるジェンダー平等のための教育、ジェンダー平等の実現に向けた取組やその経緯（法整備、政治的なコンセンサスの形成等）、ジェンダー平等に係る日本の取組状況等について意見交換。

＜ヘトリスヘイジ地熱発電所及びブルーラグーン視察＞
　アイスランドで最大規模を誇る地熱発電所及びブルーラグーン（人工温泉）を視察。地熱発電所では、ビャルニ・ビャルナソン・レイキャビク・エナジーＣＥＯから同国における地熱発電の仕組みや現状等について説明。

３　フィンランド（１月１８・１９日）

＜マッツ・ロフストロム・フィンランド日本友好議員連盟会長との会談＞
　近年の両国の友好議員連盟の活動、両国における家族への支援（ネウボラ、ファミリーセンター等）や女性活躍のための取組、フィンランドの国内政治情勢等について意見交換。

＜ヘンリク・ハーパヤルヴィ首相府政務次官への表敬＞
　昨年１２月のＷＡＷ！２０２２の結果について報告するとともに、最近の二国間関係、福島第一原発の廃炉作業への協力、フィンランドの国内政治情勢等について意見交換。

＜サンナ・マリン首相との立ち話＞
　昨年１２月のＷＡＷ！２０２２でのマリン首相のビデオメッセージについて謝意を伝達

＜ペッカ・オルパナ前駐日フィンランド大使との懇談＞
　昨年１２月のＷＡＷ！２０２２の結果、フィンランドの国内政治情勢、両国のデジタル分野での取組（オーロラＡＩ等）等について意見交換。