森まさこ総理補佐官の米国出張(令和4年9月18~22日)

 森まさこ補佐官は、令和4年9月18日(日)から22日(木)の日程でアメリカ(ワシントンD.C.及びニューヨーク)を訪問したところ、概要は以下のとおりです。

1 ワシントンD.C.訪問(9月18日・19日)

<ワシントンD.C.在留邦人女性との車座>
 プロとして働く環境作りと評価獲得の必要性、女性活躍における日米の違い、米国における女性活躍における課題、日本における研究者への支援の必要性、日本女性起業家支援、制約ある中での仕事での挑戦を通じた自信の獲得、フレキシブルな働き方の提案・支援の必要性、有言実行の大切さ、個々人の仕事育児両立実現に向けた意識改革の必要性、時間場所を問わない仕事環境の重要性、女子学生に対するプログラミング、STEM教育の必要性、日本の制度を活かす風土・慣習改善の必要性等について意見交換を実施。

<ドリュー・ファウスト ハーバード大学名誉学長との懇談(オンライン)>
 WAW!への参加について働きかけを行うとともに、日本の女子高校生の課題に立ち向かう姿勢の素晴らしさ、世界共通の女性への過小評価の存在等について意見交換。

<ジェニファー・クラインホワイトハウス・ジェンダー政策協議会共同議長、レイチェル・ヴォーゲルスタイン同協議会シニアアドバイザーとの会談>
 WAW!への参加について働きかけを行うとともに、日米共同声明(日米競争力・強靭化パートナーシップ)の具体化、日本における女性議員・管理職の少ない要因等について意見交換。

ワシントンD.C.在留邦人女性との車座

ドリュー・ファウスト ハーバード大学名

ジェニファー・クライン共同議長、レイチェル・ヴォーゲルスタイン・シニアアドバイザー

2 ニューヨーク(9月21日~22日)

<カトリーナ・フォトバット国務省国際女性問題担当局次席との会談>
 WAW!への参加について働きかけを行うとともに、日米共同声明(日米競争力・強靭化パートナーシップ)の具体化、岸田政権における「新しい資本主義」と女性、危機管理における女性活躍の可能性等について意見交換。

<シマ・バフースUNWomen事務局長との意見交換>
 WAW!へのUNWomen親善大使の派遣について働きかけを行うとともに、性的暴力被害者の司法アクセスに関する国連総会決議採択における日本の役割、翌日に控えたHeForSheサミット等について意見交換。

<ニューヨーク大学法学部アロンソン教授、学生との講話>
 日本のジェンダー・ギャップ指数への評価、女性活躍に向けた新たな取組、企業・社会風土の改善の必要性等について意見交換。

<メリット・ジャノーJapan Society理事との懇談>
 WAW!への参加について働きかけを行うとともに、新しい資本主義と女性の経済的自立、少子化・人口減少における課題と取組について意見交換。

<HeForSheサミットへの出席>
 岸田総理によるHeForSheチャンピオンへの就任スピーチにおいて、日本政府のジェンダー平等実現に向けた取組の紹介、紛争関連の性的暴力生存者のためのグローバル基金への更なる貢献、WAW!への参加が呼びかけられた。

カトリーナ・フォトバット国務省国際女性問題担当局次席

シマ・バフースUNWomen事務局長

ニューヨーク大学法学部アロンソン教授、学生との講話

メリット・ジャノーJapan Society理事

HeForSheサミット