中谷総理大臣補佐官の宮城県気仙沼市訪問
3月25日、中谷総理補佐官は、国際人権問題の一つである、国内における外国人実習生等の待遇、関連制度等について課題への理解を深め、今後の施策検討の一助とすることを目的として、宮城県気仙沼市を訪問し、現地を視察、関係者と意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。25日午後の日程には、管原茂気仙沼市長他が同行しました。
1 東日本大震災遺構「伝承館」視察
中谷総理補佐官は、3月25日午前、東日本大震災遺構・伝承館を視察し、震災の記憶と教訓や気仙沼市が目指す「津波死ゼロのまちづくり」について説明を受けました。
2 気仙沼製氷冷凍業共同組合との意見交換
中谷総理補佐官は、3月25日午後、気仙沼製氷冷凍業共同組合の方々から、外国人技能実習生の受け入れ状況について説明を伺い、今後の制度のあり方について意見交換を行いました。
3 水産加工会社「(株)阿部長商店気仙沼食品」視察
中谷総理補佐官は、3月25日午後、「(株)阿部長商店気仙沼食品」を訪問し、日本人とともに働くインドネシア人やベトナム人の技能実習生の水産加工現場での勤務状況を視察しました。
4 造船会社「(株)みらい造船」視察及び意見交換
中谷総理補佐官は、3月25日午後、「(株)みらい造船」を訪問し、日本人とともに働くミャンマー人の技能実習生やミャンマー人及びインドネシア人の特定技能労働者の造船現場での勤務状況を視察するとともに、今後の制度のあり方について意見交換を行いました。
5 気仙沼遠洋漁業協同組合、宮城県北部鰹鮪漁業組合との意見交換
中谷総理補佐官は、3月25日午後、気仙沼遠洋漁業協同組合、宮城県北部鰹鮪漁業組合の方々から、遠洋かつお・まぐろ漁業における外国人乗組員の現状と課題や漁船マルシップ制度について説明を伺い、今後の制度のあり方について意見交換を行いました。