阿蘇山の噴火についての会見
令和3年10月20日、松野内閣官房長官は、総理大臣官邸で阿蘇(あそ)山の噴火について会見を行いました。
本日、11時43分に阿蘇山で噴火がありました。官邸に11時44分に情報連絡室を設置しております。現在状況を注視しているところであり、人命救助を第一に、自治体と緊密に連携を取りながら、自衛隊、警察、消防を機能的に対応させているところです。このことに関しまして、私から岸田総理の方に御報告申し上げ、総理からは、しっかりと人命第一に対応を進めるよう御指示をいただいたところです。私からは以上です。
(現時点で把握している被害状況について)
現時点で、人的被害に関しては報告を受けておりませんが、登山されている方が数名いらっしゃるとのことですから、今確認を進めているところです。
(周辺の方々に呼びかけたいことについて)
詳細につきましては、現在気象庁の方で発表しているところですから、気象庁で確認いただきたいと思います。
(避難の勧告について)
現状私の方にはその報告はありません。
(危機管理の体制について)
官邸における危機管理体制につきましては、日頃から万全を期せるよう、連絡体制も含めて取っているところです。
(本日の対応について)
先ほど申し上げましたとおり、43分に噴火があり、44分には情報連絡室を設置し、その後も状況に関して連絡、報告を受けながら、私の方からも指示を出しておりますので、問題はないかと思います。
(総理が日程を変更しない理由及び発生時の官房長官の状況について)
総理の活動に関しましては、今回の噴火警戒レベルがレベル2からレベル3に上がったということでございます。レベル3の段階においては、官邸で私の方で対応するということで、問題はないということです。
11時43分の噴火の時点におきましては、私は議員会館で事務をしておりました。