北朝鮮による衛星打上げに関する情報について


平成24年3月19日21:50
情 報 連 絡 室

  1. 日本時間3月19日(夜)、国際海事機関(IMO)から、日本を含むIMO加盟国に対し、北朝鮮当局からIMOに対する「地球観測衛星」の打上げのための事前通報があった旨の正式に通報があった。
    同通報によると、北朝鮮当局は、4月12日から16日までの毎日7時から12時まで(日本時間)、韓国南部の全羅道の西方沖合及び太平洋上のフィリピン島の東方沖合に落下海域を設定した。


  2. 北朝鮮からの通報の概要は以下のとおり。
    「衛星」の名称:光明星3号(Kwangmyoungsong-3)
    発射の目的:金日成生誕 100 周年記念
    発射スケジュール:現地時間 2012 年4月12日から16日まで
                             毎日午前7時から正午まで
    発射場所:平安北道鉄山(チョルサン)群所在の「西海衛星発射場」
    落下海域:
    第一段階落下海域(注:概ね黄海南部(韓国南部の全羅道の西方沖合))
        北緯 35 度 12 分 25 秒    東経 124 度 52 分 23 秒
        北緯 35 度 12 分 13 秒    東経 124 度 30 分 34 秒
        北緯 35 度 55 分 10 秒    東経 124 度 50 分 25 秒
        北緯 35 度 55 分 20 秒    東経 124 度 32 分 10 秒
    第二段階落下海域(注:概ね太平洋上のフィリピン・ルソン島の東方沖合)
        北緯 15 度 8 分 19 秒    東経 124 度 46 分 15 秒
        北緯 15 度 9 分 35 秒    東経 123 度 45 分 27 秒
        北緯 19 度 23 分 8 秒    東経 124 度 45 分 13 秒
        北緯 19 度 24 分 32 秒    東経 123 度 54 分 26 秒


  3. ※問合せ先
      内閣官房(安危):
      芹澤参事官 5253−2111(内線:82601)
      今井企画調査官 〃 (内線:82618)
    外務省(専門機関室)
       松井事務官 5501−8000(内線:4127)
    (以上)