未来投資戦略2018の構成 経済構造革新への基盤づくり(概要)

経済構造革新への基盤づくり

(1) データ駆動型社会の共通インフラの整備
■ 基盤システム・技術への投資促進

◇AIチップ、次世代コンピューティング技術の開発

◇5Gの基盤整備(本年度末の周波数割当、基盤整備促進)

◇サイバーセキュリティ対策の推進
 
 AI時代に対応した人材育成と最適活用

◇大学入試において必履修科目 「情報Ⅰ」追加

◇全ての大学生が数理・データサイエンスを履修できる環境整備、
 学部・学科の縦割りを越えた「学位プログラム」実現

◇IT人材のリカレント教育、副業・兼業を通じたキャリア形成促進
 
 イノベーションを生み出す大学改革と産学官連携

◇経営と教学の機能分担と大学ガバナンスコードの策定

◇民間資金の獲得状況に応じた運営費交付金の配分の仕組み

◇若手研究者の活躍機会の増大
 
(2)大胆な規制・制度改革
 サンドボックス制度の活用と、縦割り規制からの転換

◇サンドボックス制度を政府横断的・一元的な体制の下で着実に推進

◇既存の縦割りの業法による業規制から、サービスや機能に着目した発想で捉え直した横断的な制度への改革を推進
 
 プラットフォーマー型ビジネスの台頭に対応したルール整備

◇本年中に基本原則(データポータビリティの確保、API開放、デジタルプラットフォーマーの社会的責任、利用者への公正性の確保等)を策定。
 
 経済社会構造の変化に対応した競争政策の在り方の検討

◇経済社会構造が大きく変化(地域における人口減少、グローバル競争等)する中、基盤的サービスの確保、公正かつ自由な競争環境の確保等を図る観点から、競争の在り方について検討し、2018年度中に結論を得る。

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