新型コロナワクチン接種の目的等について
1. 接種目的
- 新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、死亡者や重症者の発生をできる限り減らし、結果として新型コロナウイルス感染症のまん延の防止を図る。
2. 接種の実施体制
- 接種は、国の指示のもと、都道府県の協力により、市町村において実施することとなる。
- (国の主な役割)
・ワクチン、注射針・注射筒の購入及び卸売業者等への譲渡
・接種順位の決定
・ワクチンに係る科学的知見の国民への情報提供
・ワクチンの接種状況の把握
・ワクチンの効果の検証
・副反応疑い報告制度の運営、健康被害救済に係る認定 - (都道府県の主な役割)
・地域の卸売業者との調整
・市町村事務に係る調整
・医療従事者等への接種体制の調整
・専門的相談対応 - (市町村の主な役割)
・医療機関との委託契約、接種費用の支払
・住民への接種勧奨、個別通知(予診票、接種券)
・接種手続等に関する一般相談対応
・健康被害救済の申請受付、給付
・集団的な接種を行う場合の会場確保
- (国の主な役割)
- ワクチン接種の実施に当たっては、地方自治体の負担が生じないよう、予防接種法に基づき、国が必要な財政措置を講ずる。
3. 接種順位について
- 医療提供体制の確保等のため、まずは医療従事者等への接種、次に重症化リスクの大きさ等を踏まえ、高齢者、その次に高齢者以外で基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者に接種することを検討中であり、今後速やかに決定する。
- その後、それ以外の者に対し、ワクチンの供給量等を踏まえ順次接種をできるようにする。