国際的に脅威となる感染症対策
(最終更新日:令和2年10月26日)
エボラ出血熱、中東呼吸器症候群(MERS)、ジカウイルス感染症及び薬剤耐性(AMR)は、国際社会にとって大きな脅威となっています。このような国際的に脅威となる感染症に対し、政府一体となって、総合的な感染症対策の推進に着実に取り組んでいます。
新着情報
- 令和2年10月26日
- 薬剤耐性(AMR)対策推進月間(11月)における取組予定について(令和2年度)
- 令和2年2月19日
- 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(第2回)を開催しました。
- 令和2年2月18日
- 新型コロナウイルス感染症対策本部(第11回)を開催しました。
- 令和2年2月16日
- 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(第1回)を開催しました。
- 令和2年2月16日
- 新型コロナウイルス感染症対策本部(第10回)を開催しました。
- 令和2年2月14日
- 新型コロナウイルス感染症対策本部(第9回)を開催しました。
目次
総理の発言・メッセージ・寄稿等
『国際的に脅威となりつつある薬剤耐性(AMR)の問題について、我が国として、初めてのアクションプランを決定しました。
今後、『適切な薬剤』を『適切な量と期間』使用することを徹底するための国民運動を展開するなど、人と動物双方にわたる効果的な対策を推進します。
また、本年、G7議長国として、途上国における薬剤耐性対策の行動計画の策定を支援するなど、国際的な対策の推進を主導していきます。ジカウイルス感染症は、蚊が媒介します。蚊が多く発生する夏の季節に備えるとともに、リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックの開催に備えた対応の強化が必要です。
6月を広報強化月間とし、集中的な広報・普及啓発を行うなど、国民運動を展開していきます。
さらに、妊婦の方からの電話等相談体制を全国的に整備します。』
※国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議(平成28年4月5日)における総理発言より抜粋
『エボラ出血熱やMERS、さらには今般、中南米で感染が拡大しているジカウイルス感染症は、国際社会にとって大きな脅威であり、感染症への対応は世界が直面する重要課題であります。昨年のエルマウ・サミット、国連での議論等も踏まえ、本日、感染症に関する国際協力及び国内対策を一体的に示した初めての基本計画を決定いたしました。
日本は、G7議長国として伊勢志摩サミット等を通じて、国際的な議論を主導してまいります。』
※国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議(平成28年2月9日)における総理発言より抜粋
国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議
国際的に脅威となる感染症対策について、関係行政機関の緊密な連携の下、その効果的かつ総合的な推進を図るため、国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議を開催しています。
会議の開催状況、構成員、資料等を掲載しています。
決定事項
- 国際的に脅威となる感染症対策の強化に関する基本方針
- 国際的に脅威となる感染症対策の強化に関する基本計画
- 薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン
- 長崎大学の高度安全実験施設(BSL4施設)整備に係る国の関与について
(関連動画)
お役立ち情報
エボラ出血熱
エボラ出血熱は、エボラウイルスによる感染症です。これまでもたびたびアフリカで流行が起きており、2015年12月までに疑い患者も含めて31,099名(うち、死亡者数12,962名)のエボラ出血熱患者が報告されています。
中東呼吸器症候群(MERS)
中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて報告された新種のコロナウイルス(MERS-CoV)による感染症です。中東を中心に患者の発生が報告されています。
ジカウイルス感染症
ジカウイルス感染症はデング熱及びチクングニヤ熱と同様、蚊を介して感染します。また、ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか、症状が軽いため、気づきにくいことがあります。
ジカウイルス感染症の流行は、ブラジルなど中南米及びその周辺でみられ、米国の一部や東南アジア等でも発生が確認されています。
関連リンク
- たびレジ(外務省)
- 海外安全ホームページ(外務省)
- 海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。
アプリはこちらから。 - FORTH(厚生労働省検疫所)
- 海外へお出かけになる皆さまが健康に過ごしていただけるように、海外で流行している感染症などの情報提供を行っています。
- 感染症対策特集~様々な感染症から身を守りましょう~
- 例年流行している感染症や今後注意が必要な感染症、海外で注意すべき感染症などの基本的な知識や対策などを紹介しています。