医療相談・救急往診・オンライン診療を行っている民間企業視察等についての会見
令和3年9月15日
(本日の視察の感想などについて)
今、全国的に見て、新型コロナの感染者数は縮小傾向にあります。しかしながら、多くの方、御自宅で療養されており、不安な日々を過ごしておられるわけであります。こうした皆さんにしっかりとした医療体制を築くのが政府の役割であるというふうに思っています。そういう思いの中で今日、視察をさせていただきました。本施設というのは正に御自宅に伺って診療をする、またオンラインで診療する、また電話で確認をする、そうした3点セットをしっかり行っているモデル的な施設であるというふうに思っています。そしてまた、御自宅で療養している皆さんの不安を解消するためには、正にモデル的なこの施設を、今日、視察をさせていただいて、本当に皆さんの様々な活動に頭が下がる思いでありました。実は私、12日の日に本施設の先生方からお話を伺いました。その際に画期的に効果のある中和抗体薬、これを往診でも使えるようにしてほしい、そういう御要望を頂きまして、すぐに私、厚生労働省に指示をいたしまして、御自宅でも使えるように、今、対応していただいているということであります。そしてまた、今後、感染拡大を、また、コロナというのはゼロになることはありませんから、まずは今回の感染拡大を最小限に収束させて、そして次にはこうした体制をしっかりと行うことができるように取り組んでいって、国民の皆さんの安心・安全というものに心掛けていきたい、このように思っています。
(中和抗体薬を往診で使えるようするめどについて)
大臣に指示しまして、大臣が早急に省内で取り組んでいます。もうそんなに時間が掛からないという報告を受けています。