羽田空港(新型コロナワクチン職域接種会場及び検疫検査場)視察等についての会見

令和3年6月28日
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(空港検疫所等の視察について)

 デルタ株の影響も懸念される中、本日は水際の最前線であります羽田の検疫所、そして航空会社の感染対策を視察させていただきました。今後、オリンピック・パラリンピックの選手、関係者の入国が本格化してくると思っています。選手は入国前に2回検査、そして入国後は毎日検査。そういう状況の中で、関係者も外出先を限定して、国民の皆さんとは接触できないような、そうした厳格なルールを適用させていただきます。
 そして、今日視察して、動線等も現実的に御説明を受けました。完全に一般の方と離れて接触をしないような、そうした対応になっておりました。いずれにしろ、関係者にこのオリンピック・パラリンピックに向けて、更に徹底して対策を行うように、私から指示しました。
 また、航空会社では、国際線のパイロットだとか、あるいは客室乗務員、そうした皆さんのワクチン接種や、最新の機器を活用しながら接触しないで飛行機の乗降ができるようなシステムを、実際に体験いたしました。皆さんが大変な御苦労をされていることを、実感として感じました。いずれにしろ、国民の命と暮らし、健康はしっかり守れるように、今日の視察もいかしながら、しっかり陣頭指揮に当たっていきたいと思っています。

(感染再拡大の兆候について)

 このところ、全国的に見ては減少傾向ですけれども、首都圏においてはやや増加傾向にあります。いずれにしろ、高い警戒感を持って、この感染対策に更に当たっていかなければならないと思います。感染対策とワクチン接種を、拍車を掛けながらしっかり行っていきたいと思います。また状況をよく見て、必要であれば機動的な対応もしていきたいと思っています。

(職域接種の申請受付の一時休止について)

 予想をはるかに超える、確か4,000何か所の申込みがありました。そういう中で、現実的に精査しながら進めていきたいと思っています。一時的に申込みだけしているところもあるようですし、実態をきっちり精査した上で、できる限り多くの皆さんに接種できるようにしていきたいと思っています。

(ウガンダ選手団への対応について)

 前回のウガンダの選手の皆さんについて、濃厚接触者がどこまで定義するかということも含めて、陰性の方はバスで大阪まで行かれたわけですけれども、今後、飛行機の中でも濃厚接触者というものをしっかり位置づけて、さらに、違う車を用意するとか、そういう形でしっかり対応していきたいと思っています。

(米国大統領夫人の開会式参加、IOC(国際オリンピック委員会)バッハ会長及びコーツ委員長の広島、長崎訪問の意向について)

 報道では承知しておりますけれども、米国大統領夫人についても、正式なことは承知していません。

関連リンク

総理の演説・記者会見など