COVAX(コバックス)ワクチン・サミットの成果等についての会見
(COVAX(コバックス)ワクチン・サミットの成果について)
先ほど、ワクチン・サミットを開催しました。共同の議長として、ワクチンへの公平なアクセスの実現に向けた国際社会の団結を訴えた結果、目標の83億ドルを超える額を確保することができました。途上国人口3割分のワクチンの確保が可能であります。こうした大きな目標を達成できたと、このように思っています。
我が国としても8億ドルという、かつてない規模の追加拠出、この拠出を含むと、ちょうど10億ドルの拠出であります。我が国で製造するワクチンの各国・地域への供給を進めていく、そのことも発表いたしました。
引き続き、ワクチンへの公平なアクセス、こうしたことが世界の中でできるように、政府としてこれからもしっかり取り組んでいきたい、このように思っています。
(東京オリンピック・パラリンピックの開催について)
まず、感染対策をしっかりと講じて安全・安心の大会にしたい、このように思います。専門家の方々も感染対策をしっかりやるべきという御意見でしょうから、そうしたことについてはしっかりと対応していきたい、このように思います。
(東京オリンピック・パラリンピックの開催について(再))
正に、平和の祭典。一流のアスリートがこの東京に集まって、そして、スポーツの力で世界に発信をしていく。さらに、様々な壁を乗り越える努力をしている、障がい者も健常者も、パラリンピックもやりますから、そういう中で、そうした努力というものをしっかりと世界に向けて発信をしていく。そのための安心・安全の対策をしっかり講じた上で、そこはやっていきたい、こういうふうに思っています。
(国会の会期について)
まず、国会は期間内に決められた法案をしっかり通す、そのことが大前提ですから、そこに向かって一生懸命取り組んでいく。国会、まだ先ですから、そこはしっかりやっていきたい、こういうふうに思っています。
(国会の会期について(再))
まだ会期、16日まであるわけですから、その中で必要な法案をしっかり成立させて、国民のために、政府としては行っていくのが、政府の役割だというふうに思っています。
(衆議院の解散・総選挙について)
まず、この新型コロナ対策、ここを安全・安心のために、ワクチン接種を始め、必要なことを全力を挙げて取り組んでいく、これが今の私の最大の仕事だと、こういうふうに思っています。
(台湾にアストラゼネカ社のワクチンを供給するかについて)
まだ決定していません。
(菅原一秀氏の辞職について)
まず、自民党所属の国会議員がこうしたことになったことについては、大変申し訳ない、このように思います。ただ、出処進退は、これはやはり政治家本人が考えることでありますので、そうした中で、本人が考えた上に党には離党届が今日出されたわけであります。そして国会には議員辞職を出された、そうしたことについては承知をしております。そして本人は、やはり時機を見て説明する責任というのはあるだろうと思っています。
(政治とカネの問題について)
私自身、今、自民党総裁の立場とすれば、やはり国民の皆さんには、そこは大変申し訳ないというふうに思っています。そして、こうしたことが起きることがないように、しっかり、その問題点も含めてそこは反省し改善していく、このことが大事なことだというふうに思っています。
(政治改革の必要性について)
まず、こうしたことがなぜ起きたのか、そうしたことについては、しっかり、党の中で、こうしたことが二度と再び起こらないようにする、こうした対応策を採るというのが極めて大事だというふうに思っています。
(自民党の二階幹事長が政治とカネの問題に言及したことについて)
幹事長の発言には、その前後があったと思います。改革をして、そういうことになってきたという、そうした文章が、発言があったんじゃないでしょうか。そこの部分だけ捉えているということとは、私は違うというふうに思っています。ただ、このようなことが起きるということについては、やはり真摯に受け止めて、反省して対応をしてきたい、こういうふうに思っています。