日米首脳会談等についての会見
令和3年4月16日
(日米首脳会談について)
本日、バイデン大統領と二人だけで、少人数、そして、拡大会議と、3回会議をしました。
少人数の会談では、ほとんどは御家族の話だとか、いろんな人生経験とか、そうしたことの話をしまして、ハンバーグも用意したのですけど、まったく手をつけないで終わってしまったという、そのぐらい熱中しましたので、信頼関係というのはかなり構築することができたのではないかな、というふうに思っています。
あと、台湾の問題ですけども、やはりこの台湾海峡、また尖閣(せんかく)周辺でも、厳しい状況が続いていることは事実だというふうに思います。
その中で、やはり解決は、平和裏に解決をすると、そうしたことを最優先にしていく。そうしたこともお互いに、そういう方向で、平和と安心・安全、そうしたことを進めていこうということで合意しましたので、中国に対して、必要なことは、言うべきことははっきり言っていく中で、この地域の安定・平和に寄与していきたいと思います。
(新型コロナウイルスの感染拡大について)
バイデン大統領とのコロナの対策の会談の部分ですけども、アメリカの現在の様子だとか、あるいは日本の様子、そうしたことの話し合いの中で、アメリカの中では、変異株について特段の特徴というような話はありませんでした。
大阪については、現在まん延防止等重点措置を行っていますので、これは始めてからまだ2週間経っていないと思います。そうした状況を見ての判断になるのだろうと思います。
それと同時に、やはり、病床がひっ迫していますので、政府を挙げて大阪と連携を取りながら、国への関係の、まず病床、さらにコロナ用に出してもらうと、そういう指示をしておりますので、今はそうしたことやっていると思っています。