八王子市役所本庁舎集団接種会場視察等についての会見

令和3年4月12日
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(接種会場の視察、今後の課題等について)

 今日から、高齢者の皆さんへの接種が始まりますので、河野大臣と一緒にこの八王子市の現場を視察させていただきました。間近に接種を受けていらっしゃる方の表情を見ていますと、ほっとしたと、そんな表情の方が多かったこと、非常に印象に残っております。そして、ワクチンは発症や重症化に対して正に切り札でありますので、そういう意味で、一日も早く多くの皆さんにお受けいただけるような、そうしたことをしっかりと取り組んでいかなければならないというふうに思いました。
 また、6月までに1億回分のワクチンが御用意できることになっています。今日、視察をした後に、市長を始め、皆さんと意見交換をしたときに、やはりワクチンがいつ届くのか早く情報を提供してほしい、そういう意見もありました。現場の自治体の皆さんとしっかりと連携をしながら、スムーズにこのワクチン接種ができるように、国と現場、意思疎通を図りながら進めていかなければならない、そのように思いました。

(接種を担当する医師へのワクチン接種について)

 医療従事者の皆さんには優先してワクチンを御用意していますので、そうしたことについて、しっかりと接種をできるだけ早くしていただければと思います。

(本日から、東京都、京都府、沖縄県がまん延防止等重点措置の対象地域となることについて)

 今日から、今、お話しいただきました東京都を始めとする3県で、まん延防止等重点措置を行うわけでありますけれども、やはり国民の皆さんには、そうした時間短縮を始めとして、この感染対策の基本であります、マスクはする、そして大声で話さない、さらに3密は回避する、手洗いは励行する、そうしたことをしっかり、まず基本を行っていただいて、この感染拡大を防いでいきたい、このように思っています。

(日本のワクチン接種が比較的遅れているという指摘について)

 日本は、国内の治験も行っています。国内の治験を終わって審査しますと、約3か月掛かってしまうのです。国民の皆さんの安全・安心を第一にという、そうした中で国内治験というのを取り入れていますので、そうしたことになってきていると思っています。しかし、一日も早く、多くの国民の皆さんにお届けをしたいと思っています。

(接種をする人の確保について)

 そこについては、例えば離島だとかで看護師さんがいないとか、いろんな御意見も頂戴しています。そうしたことは地元の自治体と連携しながら、政府としてもしっかりと支援をしていきたいと思っています。

関連リンク

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