新型コロナウイルスの感染状況等についての会見
令和2年11月13日
新型コロナウイルスの感染状況については、新規陽性者数について、その増加傾向が顕著になってきております。
特に北海道、東京、大阪、愛知を中心とした圏域などで、その傾向が顕著であります。
こうした状況を受けまして、昨日の夕方に田村大臣、西村大臣から感染状況について説明を受けるとともに、自治体とも緊密に連携しながら、最大限の警戒感を持って、自治体の感染状況に応じた対策をしっかりと実施するように指示いたしました。
緊急事態宣言やGoToキャンペーンの見直しについては、専門家も現時点においてそのような状況にはないという認識を示していることは承知しております。
政府としては、感染が拡大している地域において、大規模集中的な検査やクラスター対策の専門家の派遣、保健師の広域的な派遣調整など、自治体の感染拡大防止に向けた取組をしっかりと支援をいたしているところであります。
国民の皆様におかれましては、先般、新型コロナウイルス分科会が提言しました、飲酒を伴う懇親会やマスクを外しての会話など、感染リスクが高まる5つの場面を踏まえていただいて、今一度、基本的な感染防止対策に努めていただきたい、このようにお願いしたいと思います。