孤独・孤立対策連携プラットフォーム(仮称)準備会合
令和3年9月27日
令和3年9月27日、菅総理は、総理大臣官邸から、孤独・孤立対策連携プラットフォーム(仮称)準備会合にオンラインで出席しました。
総理は、本日の会合を踏まえ、次のように述べました。
「長引く新型コロナの影響は、私たち社会のあらゆるところに及んでおります。望まない孤独・孤立の問題は、一層深刻さを増しております。特に、昨年の自殺者数は、11年ぶりに対前年比で増加するなど、看過できない状況にあります。一方、困難な状況にある人々への相談、支援、居場所づくりといった皆様方の活動も、新型コロナの中で大きな制約に直面し、大変な御苦労を重ねておられると思います。
こうした中、この孤独・孤立の問題に、政府を挙げて取り組まなければならない、そうした思いで、私は、今年2月に、坂本大臣を孤独・孤立対策担当の大臣に指名いたしました。3月にはNPO(特定非営利活動法人)等を支援するための60億円の緊急対策を行い、現在も、坂本大臣を中心に、皆様の意見を伺いながら、取組を進めているところです。今後も、支援を必要とする方と行政との架け橋として活動されるNPO等に対し、毎年度の予算を含め、支援を続けてまいりたいと思います。
本日は孤独・孤立に関するプラットフォーム設立準備会合です。この問題に立ち向かうためには、様々な角度からのアプローチが必要だと思います。こうした場を活用し、御参集の皆さんを始め、多数の支援を行う団体が、幅広く、継続的に、かつ、心を一つに連携していくことが大切だと思っております。このプラットフォームにより、NPO等の連携の輪が大きく広がり、誰もが、一人じゃない、そう思える社会づくりに大きく貢献されることを期待いたしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。」