政府与党政策懇談会
令和3年7月7日
令和3年7月7日、菅総理は、総理大臣官邸で政府与党政策懇談会に出席しました。
懇談会では、令和4年度予算の概算要求基準について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「政府としては、引き続き、新型コロナ対策に最優先で取り組みます。飲食を中心とする感染防止対策を徹底しつつ、ワクチン接種を進め、新型コロナの一日も早い収束を目指します。
そうした中でも、昨年度の税収はこれまでで最も高い水準となりました。我が国経済については、今年中にはGDP(国内総生産)がコロナ前の水準を上回る見通しとなっており、経済の回復の流れを確かなものとしてまいります。
来年度予算は、新しい成長の基礎を築く極めて重要な予算です。新型コロナの収束を見据えつつ、グリーン、デジタル、活力ある地方づくり、少子化対策という4つの課題に重点的な投資を行うため、予算を大胆に重点化してまいります。このため、今回の概算要求基準では、前年度予算を見直すとともに、こうした重点課題に柔軟に要望ができる仕組みを設けることとしております。
あわせて、これまでの歳出改革努力を継続し、経済再生と財政健全化をしっかりと進めてまいります。
与党幹部及び関係閣僚におかれましては、特段の御協力をよろしくお願い申し上げます。」