新型コロナウイルス感染症対策の進捗に関する関係閣僚会議

令和3年6月23日
発言する菅総理1 発言する菅総理1
発言する菅総理1
発言する菅総理2 発言する菅総理2
発言する菅総理2
発言する菅総理3 発言する菅総理3
発言する菅総理3
発言する菅総理4 発言する菅総理4
発言する菅総理4
発言する菅総理5 発言する菅総理5
発言する菅総理5
発言する菅総理6 発言する菅総理6
発言する菅総理6

 令和3年6月23日、菅総理は、総理大臣官邸で第1回新型コロナウイルス感染症対策の進捗に関する関係閣僚会議を開催しました。

 会議では、新型コロナウイルス感染症対策の進捗について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「新型コロナ対策について、関係閣僚がその状況や進捗を共有し、一日も早く安心の日常を取り戻すという目標に向かって、今後の対応について議論するために、関係閣僚会議を開催いたしました。
 全国の新規感染者数、重症者数は減少傾向が続いており、病床使用率も先月末の49パーセントから25パーセントまで減少するなど、大きく改善しております。
 一方で、首都圏では新規感染者数が下げ止まっており、特に東京では、この1週間の感染者数が1割程度増えており、リバウンドへの強い警戒感を保つ必要があります。対策を徹底し、状況に応じて対策の強化を含め機動的に対処してまいります。
 変異株に対しても警戒を続けてまいります。インドで最初に検出されたデルタ株に対しては、全ての都道府県で検査を行ってまいります。
 ワクチン接種については、直近1週間では800万回を超えて増えており、総接種回数は3,400万回に達し、1回接種した高齢者は、高齢者人口の半数程度になっています。
 こうした中で、新規陽性者に占める高齢者の割合は先月末の17パーセント台から直近では11パーセント台まで低下しています。医療機関で発生するクラスターの割合は、医療関係者への接種が始まる前の2月中旬には29パーセントでしたが、直近では3パーセントとなっております。
 今週から、企業や大学での接種が本格的にスタートしてまいります。私も早速、会場を視察し、現場の方々から、安心して仕事ができる、こうした声を伺いました。一方で、昨日までに、3,700か所、1,500万人という大変多くの申請がありました。こうした状況を踏まえ、内容を精査した上で、今後とも円滑に接種できるよう、適切に対応してまいりたいと思います。
 各大臣におかれては、お互いに連携しながら、スピード感を持って、先手先手で、対策を進めていただきますようにお願いいたします。」

関連動画

動画が再生できない方はこちら(政府広報オンライン)

関連リンク

総理の一日