新型コロナウイルス感染症対策本部(第66回)
令和3年5月21日
令和3年5月21日、菅総理は、総理大臣官邸で第66回新型コロナウイルス感染症対策本部を開催しました。
会議では、新型コロナウイルス感染症への対応について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日、緊急事態宣言の対象地域に沖縄県を追加し、期間を5月23日から6月20日までとすること、また、愛媛県のまん延防止等重点措置を5月22日に終了することを決定いたしました。
全国の新規感染者数は、上げ止まりの状況となっておりますが、地域によって感染状況に大きな差が見られる状況にあり、引き続き高い緊張感を持って、対策を進める必要があります。そうした中で、沖縄県においては、4月12日から重点措置が実施されてきましたが、若い世代を中心に新規感染者数が急増し、病床がひっ迫した状況が続いており、緊急事態宣言に追加することにいたしました。
沖縄県を始め、各自治体において、飲食店でのお酒やカラオケの提供の停止など、対策を徹底していただくよう、お願い申し上げます。
感染対策の切り札となるワクチン接種については、自治体や医療関係者の御協力が進み、全国の大多数の市町村において、7月末までに高齢者の接種を終える予定となりました。一日も早く、若い方も含め、多くの国民の方々に接種を行うことができるよう、あらゆる手立てを講じてまいります。
各大臣におかれては、本日の決定に基づき、改めて対策に取り組んでいただくようお願い申し上げます。」