医療関係団体との意見交換
令和3年1月14日、菅総理は、総理大臣官邸で医療関係団体との意見交換を行いました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「医療関係の皆様には、大変お忙しい中こうしてお越しいただきまして誠にありがとうございます。また、年末年始を問わず、感染防止に細心の注意を払いながら、新型コロナ患者の命を守るために、懸命な努力を続けていただいていることに、心から感謝と御礼を申し上げます。
年明け以降、全国的に、急激に感染者数が増加しております。政府として、何としても感染拡大を防ぎ、減少傾向に転じさせるために、昨日までに11の都府県を対象に緊急事態宣言を発出いたしました。引き続き、感染拡大防止に全力で取り組んでまいります。
あわせて、医療機関への支援が極めて重要であると認識しております。特に、新型コロナ対応をしていただいている医療機関が、治療のための設備を整備し、医療従事者を確保し、しっかりと診療を行うことができるように、最大限の支援を実施してまいります。
皆さんには、これまでも新型コロナ患者のための病床確保に大変御協力いただいておりますが、必要な方に必要な医療を提供させていただくために、更なる御協力を賜りたいと思います。本日は皆様方から、生の声をお聞かせいただいて、必要な支援、対策を躊躇(ちゅうちょ)なく実施していきたい、このように思っております。
この難局を乗り越えるために、国、自治体、そしてここにお集まりいただいてます、医療関係者の皆さんが一致団結して対処することが必要だと思ってます。どうぞよろしくお願い申し上げます。」