日本医療研究開発大賞表彰式
令和2年12月24日
令和2年12月24日、菅総理は、総理大臣官邸で第4回日本医療研究開発大賞表彰式に出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「本日、栄えある日本医療研究開発大賞の各賞を受賞されました皆様、誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
現在、新型コロナウイルスに関しては、新規感染者が全国的に増加傾向となっており、感染地域も拡大しております。政府としては、国民の命と暮らしを守る、このことを最優先に、強い危機感を持って対応しているところであります。
こうした中、最前線の医療現場で戦うため強力な武器を生み出すのが、最先端の研究開発であります。
今回、内閣総理大臣賞を受賞されるパルスオキシメータは、新型コロナウイルスの患者さんの病態を把握するために、世界中で広く使われ、その有用性が再認識されました。正に研究開発の成果が、新型コロナの病態把握や治療法の改善などを通じて、致死率や重症化率の低下に大きく貢献をいたしているものであります。
研究開発は、成果が出るまで時間がかかる場合もあれば、成果に至らない場合もあると思います。御列席の皆様はそうした御苦労を乗り越えて、目標を高く持ちながら努力を続け、大きな業績を挙げてこられた皆様であります。心から敬意を表するとともに、医療分野の研究開発の支援に、政府として引き続き全力を挙げて取り組んでいきたいと思います。
結びに、受賞者の皆様の御活躍を祈念いたしまして、お祝いの御挨拶とさせていただきます。この度は誠におめでとうございます。また、ありがとうございます。」