大雪に関する関係閣僚会議
令和2年12月17日
令和2年12月17日、菅総理は、総理大臣官邸で大雪に関する関係閣僚会議を開催しました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「今回の大雪では、関越自動車道などにおいて、多数の車両の立ち往生が発生し、また、孤立状態になっている集落があるほか、鉄道の運転見合せや停電も発生してます。
政府としては、官邸対策室を設置するとともに、地方自治体やNEXCO等の関係機関とも緊密に連携し、立ち往生の解消や、滞留に巻き込まれた方の健康確保等に、全力で対応しております。新潟県知事からは、自衛隊の災害派遣要請があり、部隊の派遣を進めております。また、新潟県の南魚沼市及び湯沢町に対し、災害救助法の適用が決定されました。
平成30年には、福井県における記録的な豪雪により、大規模な交通障害が発生し、車両の滞留が2日以上続いたほか、お亡くなりになる方もいらっしゃるなど、大きな被害となりました。今年も本格的に雪が降る時期に入りました。各位におかれては、引き続き自治体と連携し、事前の備えに全力を尽くしていただきますようにお願いします。
国民の皆様におかれましては、引き続き、大雪による交通障害や施設への被害、屋根からの落雪や雪崩などを十分警戒し、あらかじめ必要な備えをしていただくとともに、最新の気象情報や道路交通情報等に留意していただき、対策を練っていただきますようにお願いいたします。」