国立国際医療研究センター視察
令和2年12月14日
令和2年12月14日、菅総理は、都内で国立国際医療研究センターを視察しました。
総理は、救急外来(除染室・陰圧室)及び特殊感染症病棟の視察を行った後、NCGM(国立国際医療研究センター)職員との意見交換会を行いました。視察後、総理は国立国際医療研究センター視察等についての会見を行いました。
意見交換会の冒頭で、総理は次のように述べました。
「本日は大変お忙しい中をこうして視察の御案内等いただきまして、心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。また皆様におかれましては、本年1月の中国武漢からのチャーター便帰国者に対してのPCR検査対応、その直後、横浜に入港しました大型クルーズ船への対応など、受け入れていただき、そして、我が国における新型コロナウイルス感染症対応の中心的な役割として今日まで活躍されていますことに敬意を表する次第でございます。
国民の命を守るとともに、医療の最前線で献身的に尽力いただくとともに、治療薬やワクチン開発など研究分野にも御活躍いただいております。心から感謝と御礼を申し上げる次第でございます。
最前線で、この感染症と戦う医療従事者の方々の困難や御苦労には常に思いをはせてはまいりましたが、新規感染者数が過去最大の水準が続いており、医療提供体制の負荷も増大する中で、より強力で効果的な医療への支援が必要である、このことを強く認識いたしております。
実際に新型コロナウイルス感染症の患者を診察される中で御苦労されております皆さんの忌憚(きたん)のない御意見を、今日これから限られた時間でありますけれどもお聞かせいただいて、しっかりと対応させていただきたい、このように思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。」