自衛隊殉職隊員追悼式
令和2年11月7日
令和2年11月7日、菅総理は、防衛省で開催された令和2年度自衛隊殉職隊員追悼式に参列しました。
総理は、黙とうを捧(ささ)げ、追悼の辞を述べた後、献花を行いました。
総理は、追悼の辞で次のように述べました。
「令和2年度自衛隊殉職隊員追悼式に当たり、国の存立を担う崇高な職務に殉ぜられた自衛隊員の御霊(みたま)に対し、ここに謹んで、追悼の誠を捧げます。
この度、新たに祀(まつ)られた御霊は、25柱であります。
御霊は、強い責任感を持って、職務の遂行に全身全霊を捧げ、自衛隊員としての誇りと使命感を、自らの行為によって示されました。
このような有為な隊員を失ったことは、自衛隊にとって、そして我が国にとって、誠に大きな痛手であります。
同時に、かけがえのない御家族を失われた、御遺族の皆さまの深い悲しみ、無念さを思うと、悲痛の念に堪えません。
改めて、ここに祀られた2,001柱の御霊に対し、深甚なる敬意と感謝の意を表します。
その尊い犠牲を無にすることなく、御遺志を受け継ぎ、国民の命と平和な暮らし守り抜く、そして、世界の平和と安定に貢献するため全力を尽くすことを、ここにお誓いいたします。
今一度、御霊の安らかならんことを、そして、御遺族の皆様の御平安と、末永い御健勝を心よりお祈り申し上げ、追悼の辞といたします。」