九都県市合同防災訓練
令和2年11月1日
令和2年11月1日、菅総理は、埼玉県の九都県市合同防災訓練会場を政府調査団として訪問しました。会場では、避難所運営訓練に参加し、続いて座屈建物救出訓練及びトンネル内多重衝突事故救出訓練を視察しました。その後、リアルタイム配信訓練に参加し、火災防御訓練を視察しました。
総理は、訓練の閉会式の挨拶で次のように述べました。
「第41回九都県市合同防災訓練の閉会式に当たり、一言、御挨拶申し上げます。
昨年の令和元年東日本台風では、埼玉県においても浸水被害が発生し、人的・物的被害を受けました。改めて、お亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された全ての皆様方にお見舞いを申し上げます。
今回は、埼玉県や地元、川口市を始め、関係機関の参加を得て、合同防災訓練を実施いたしました。本年も全国各地で災害が発生しており、防災訓練は大変重要です。新型コロナウイルス感染症対策を進めている中、このように合同の防災訓練が実施されましたことは、極めて有意義なことであると思います。
災害に打ち克(か)つためには、国民一人ひとりの間の絆(きずな)を基に、自らの命は自らが守るという意識を持って取り組む『自助』、地域でお互いに助け合う『共助』、最後に国や地方自治団体が必ず国民を守るという『公助』、これら『自助・共助・公助』の組み合わせが重要だと思います。
政府においても、様々な災害に備え、国民の生命・財産を守るため、今後とも災害対策に万全を期してまいります。
終わりに、本日の訓練に熱心に取り組んでいただきました皆様に感謝を申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。」