地球温暖化対策推進本部
令和2年10月30日
令和2年10月30日、菅総理は、総理大臣官邸で第42回地球温暖化対策推進本部を開催しました。
会議では、2050年カーボンニュートラルに向けた取組について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「2050年カーボンニュートラルへの挑戦は、日本の新たな成長戦略です。この挑戦を産業構造や経済社会の発展につなげ、経済と環境の好循環を生み出していきたいと思います。
梶山大臣には、成長戦略策定の中心となって、厳しい課題でありますが、世界市場獲得の可能性のあるエネルギー・産業分野の変革という大きな課題を背負っていただきたいと思います。
小泉大臣には、新たな地域の創造や国民のライフスタイルの転換など、カーボンニュートラルへの需要を創出する経済社会の変革や、国際的な発信に取り組んでいただきたいと思います。
各閣僚には、それぞれの所掌分野の排出削減策、脱炭素技術の開発や実装、グリーンファイナンス促進、関連規制の改革などを検討いただきたいと思います。そして世界をリードする外交も進めていただきたいと思います。
このような課題について、成長戦略会議や、国と地方で検討する新たな場、こうしたところにおいて議論を重ね、地球温暖化対策計画、エネルギー基本計画、パリ協定に基づく長期戦略の見直しを加速していただきたいと思います。
全閣僚一丸となって取り組んでいただきますようお願いします。」