台風第１４号に関する関係閣僚会議

　令和２年１０月９日、菅総理は、総理大臣官邸で台風第１４号に関する関係閣僚会議を開催しました。

　総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「強い台風第１４号は、明日にかけて西日本に、また、明日から１１日にかけて東日本に、それぞれ接近し、大雨・暴風・高波となる可能性があります。特に、台風の速度が遅いため、雨が長く続き、総雨量が多くなるおそれがあります。
　あらゆる事態に対応するため、警察、消防、海上保安庁の各機関はもとより、自衛隊も必要な場合には要請を待たずに救援活動に当たるべく、即応態勢を敷いています。また、ダムの事前放流など必要な対策を、既に実施しています。
　防災担当大臣を始め、各位にあっては、国民の皆様への迅速かつ分かりやすい情報提供を徹底してください。また、自治体や関係機関と緊密に連携しながら、新型コロナウイルス感染症対策も考慮した上で、十分な数の避難所の確保など、先手先手の対策を講じてください。
　今回の台風により、夜間に大雨となるおそれもあります。国民の皆様におかれては、自治体の避難情報などに十分注意し、明るいうちに避難するなど、早め早めの行動を心掛けていただきたいと思います。」