台風第10号に関する関係閣僚会議
令和2年9月4日
令和2年9月4日、安倍総理は、総理大臣官邸で台風第10号に関する関係閣僚会議を開催しました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「台風第10号は、今後、特別警報級の勢力まで発達し、5日夜から7日にかけて、沖縄地方から九州地方に接近又は上陸するおそれがあります。これに伴い、台風が接近する地域では、記録的な大雨・暴風・高波・高潮となるおそれがあります。
様々な事態に対応するため、警察、消防、海上保安庁の各機関はもとより、自衛隊も必要な場合には要請を待たずに救援活動に当たるべく、九州・沖縄地方の部隊を中心に、約2万2,000人が即応態勢を敷いています。
防災担当大臣を始め各位にあっては、国民の皆様への迅速かつ、分かりやすい情報発信を徹底するとともに、自治体や関係機関と緊密に連携しながら、先手先手の対策を講じてください。各地に十分な数の避難所の確保を進めるとともに、新型コロナウイルス感染症対策も十分に考慮の上、必要な態勢を整備してください。
国民の皆様におかれましては、記録的な大雨・暴風・高波・高潮のおそれがあることから、備蓄品や避難経路の確認など事前の備えを進めてください。不要不急の外出を控えるとともに、自治体の避難情報に基づき早め早めの避難を心掛けるなど、油断することなく、命を守る行動をとっていただくようにお願い申し上げます。」