未来投資会議 ヒアリング
令和2年8月4日
令和2年8月4日、安倍総理は、総理大臣官邸で未来投資会議 第1回ヒアリングに出席しました。
総理は、ヒアリング後の挨拶で次のように述べました。
「新型コロナウイルスの時代、更にその先の時代の社会像を見据え、しっかりと新たな日常に向けた成長戦略を議論していく必要があります。そのため当分の間、未来投資会議は会議を拡大して実施することといたしました。
仕事のやり方の更なる見直しを進め、新しい働き方を定着させるとともに、新たな日常に向けたビジネスモデルの変革をお願いする必要があります。感染の拡大防止と経済社会活動との両立をしっかりと図っていく。こうした議論を進めるに当たり、一般の皆様の率直な御意見をお伺いするため、今日は皆様から御意見を頂いたり、そして意見交換をさせていただいたところでございます。
初回の本日は、既にリモートワークを行いつつ、実際に地方に移住された個人の方や、仕事のやり方を見直してテレワークを拡大された企業の担当者の方にお集まりいただきました。参加者の皆様からはクラウド化や電子化の必要性、そしてテレワークの場合の時間管理の簡素化、また、短期のお試し移住の支援、そして学校の廃校による公共施設のサテライトオフィスへの転用、経営トップの理解の後押しの必要性など、具体的で有益な提案がありました。今後、このような論点を未来投資会議の場で一つ一つ解決していきたいと考えています。今日は、既にこのコロナ禍の前から地方への移住、あるいはリモート等々、様々な新しい働き方、新しい生活にチャレンジしていただいている皆様から本当に貴重な御意見を頂くことができました。誠にありがとうございました。」