国家戦略特別区域諮問会議
令和2年5月19日
令和2年5月19日、安倍総理は、総理大臣官邸で第44回国家戦略特別区域諮問会議を開催しました。
会議では、追加の規制改革事項について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日は、オンライン診療、遠隔教育など、ITを活用した新たな生活様式の確立に向けて、大阪府、成田市、そして養父(やぶ)市から、現場でのチャレンジの御紹介、そして規制改革についての御提案を頂きました。
新型コロナウイルスによる感染症のリスクをしっかりとコントロールしながら、同時に、経済社会活動を本格化させていく。新たな日常をつくり上げていくためには、ITの積極活用が欠かせません。
既に先月から、初診も含めて、電話・オンラインによる診療を全面解禁いたしましたが、これは、院内感染を予防する観点からも、また、感染リスクを恐れる方々が受診を我慢するといった事態が生じないようにするためにも、極めて重要であります。
危機に際しては、平時の発想に捉われることなく、ピンチをチャンスに変える思い切った改革が必要です。この機に、オンライン診療を始め、社会のあらゆる分野で、遠隔対応を一気に進めることで、未来を先取りするような新たな日常をつくり上げていきたいと考えます。
このために必要な規制・制度の改革を、国家戦略特区諮問会議、規制改革推進会議などの総力を結集して、一層加速してまいります。ついては、北村大臣を始め関係大臣、関係省庁は一体となって、全力で取り組んでください。」