緊急事態宣言発出から2週間の経過を受けての会見
令和2年4月21日
令和2年4月21日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。
総理は、緊急事態宣言発出から2週間の経過を受けて次のように述べました。
「緊急事態宣言を発出して以来、国民の皆様には大変な御協力を頂いていることをまず、心から御礼を申し上げたいと思います。休日も含めて、家からなかなか出れない、ということをずっと我慢していただいている。大変な御負担をおかけして、いただいていると思いますが、大変な御協力を頂いていること、重ねて御礼を申し上げたいと思います。
最低でも7割、極力8割、人との接触の機会を減らす、こういう御協力を頂いているところでございますが、まだ地域によっては不十分なところもあり、より一層のテレワーク等で、御協力を頂きたいと思います。
そして、また、この緊急事態宣言の対象を全国に、先週から広げたところでございまして、正に、全都道府県で御協力を頂いているわけでございますが、先週末は、大分東京から地方への人の流れもあったというふうに伺っております。いよいよ、ゴールデンウィークも近づいてきたところでございますが、家族だけであっても、地方への旅行ということについては控えて、遠出は控えていただきたいとこのように思います。それが、全国への感染の拡散につながっていく危険性になると、こう思います。
既に、累積で1万人の感染者ということになってしまったのでございますが、医療現場においては、大変状況がひっ迫しております。この医療現場の負担を少しでも軽減していくため、そして、皆さん御自身の健康、命を守るためにも外出は控えていただきたい。最低でも7割、極力8割の人との接触を避けるということに、これからもより一層の御協力をお願いしたいと思います。」