国家戦略特別区域諮問会議
令和2年3月18日
令和2年3月18日、安倍総理は、総理大臣官邸で第43回国家戦略特別区域諮問会議を開催しました。
会議では、区域計画の認定、外国人家事支援人材の活用に係る指針の変更、追加の規制改革事項、及び国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案についての議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日は、長らく議論を重ねてまいりました、前回も話題となりました、外国人美容師の受入れについて、制度化の方針が決定されました。クールジャパンの強化に向けて、良い制度となるよう関係者間で更に検討を進めてください。
昨今、感染症対策の重要性が高まる中で、社会のあらゆる分野で遠隔対応を進めていくことは極めて重要な課題です。本日、広瀬養父(やぶ)市長から、初診も含めたインフルエンザ診療の完全オンライン化について御提案がありました。併せて提案のあった、企業による農地取得の特例も含め、関係省庁で速やかに検討を進めてください。
国家戦略特区制度は、岩盤規制改革の突破口です。本日報告があったとおり、スーパーシティを含む国家戦略特区法改正法案を、先月、閣議決定したところであります。この早期成立を目指すことなど、北村大臣を中心に、関係大臣がよく連携し、早期に成果を上げられるようしっかりと取り組んでください。」