日本博総合推進会議
令和2年3月12日
令和2年3月12日、安倍総理は、総理大臣官邸で第2回日本博総合推進会議を開催しました。
会議では、日本博について意見交換が行われました。
総理は、本日の意見交換を踏まえ、次のように述べました。
「日本博は、津川雅彦さんが座長を務められた日本の美総合プロジェクト懇談会から構想が練られたものであり、本年、東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることを契機に、我が国の文化や美が世界の至るところに発信され、より深い理解につながっていくことを目指すプロジェクトとして、具体化を進めてきました。
そして、本推進会議の設置以降、宮田長官から本日報告があったとおり、これまで様々な展覧会やイベントが実施され、国内外の多くの方に、我が国の魅力が発信されております。
残念ながら、今週予定されていた日本博オープニング・セレモニーは、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、開催を中止することといたしました。
現在は、感染の拡大防止に全力を挙げておりますが、終息が視野に入った段階では、日本のすばらしさを国際社会に向けアピールするため、日本博を一層強力に推進していくことといたします。
このため、本日委員の皆様からいただいた貴重な御意見を基に、日本博が、縄文時代から現代まで続く日本の美を、各分野にわたって体系的に展開する試みとして、より充実した内容となるよう、文化庁が中心となって、関係府省が連携して、更に取組を進めてください。」