原子力災害対策本部会議
令和2年1月17日
令和2年1月17日、安倍総理は、総理大臣官邸で第50回原子力災害対策本部会議を開催しました。
会議では、双葉町・大熊町・富岡町における避難指示区域の解除について(案)について審議が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日、双葉町・大熊町・富岡町の一部地域の避難指示解除を決定しました。帰還困難区域としては、初めての解除となります。 これを受け、3月14日にJR常磐(じょうばん)線が、いよいよ全線で開通します。 3月26日には、この浜通りから聖火リレーがスタートしますが、浜通り地域の交通の利便性が一層向上することから、観光を含めて、多くの方にこの地域を訪れていただきたい。福島の復興を大きく加速するきっかけとしていきたいと思います。 さらに、双葉町では、産業団地を含む中野地区の避難指示も解除されます。既に11件に及ぶ企業立地が予定されており、復興は新たなステージに入ります。 次は、特定復興再生拠点の避難指示解除に向けて、除染やインフラ・生活環境の整備など、地元の皆さんと協力しながら、政府一丸となって、着実に進めていく考えです。 福島の復興なくして、日本の再生なし。この大方針の下に、引き続き、閣僚全員が復興大臣であるとの認識を持って、密接に連携し、現場主義を徹底しながら、福島の復興・再生に全力で取り組んでください。」