規制改革推進会議
令和元年10月31日
令和元年10月31日、安倍総理は、総理大臣官邸で第1回規制改革推進会議に出席しました。
会議では、議長互選、議長代理指名、規制改革推進会議運営規則について及び、今後の審議に向けての意見交換が行われました。
総理は、会議の中で次のように述べました。
「本日、ここに新しい規制改革推進会議がスタートしました。
世界は今、急速なスピードで変化を遂げています。デジタル化のうねりは、世界中で、経済社会の隅々に至るまで革命的な変化を及ぼしつつあります。AIやロボットの登場は、人々の労働の在り方をも変えていくと言われています。グローバル化の進展によって、あらゆる分野が、国際競争から逃れることができない時代になっています。
こうした中で、様々な規制、制度だけが、昔ながらのままで良いわけがありません。ビジネス、金融、農業、通信・放送、教育、医療など、あらゆる分野で、過去の発想にとらわれることなく、大きなビジョンを持って、未来を見据えた改革に絶えず挑戦していく必要があります。
こうした思いの下に、これまで、期限を区切って設置されてきた規制改革推進会議を、今般、常設の組織とすることといたしました。そして、本日お集まりの皆さんには、その最初のメンバーをお願いしたいと思います。
規制改革は、これまでも、そして、これからも、安倍政権の成長戦略の中核、いわば一丁目一番地であります。
小林議長、高橋議長代理を始め、委員の皆様には、イノベーションの視点、グローバルの視点、そして何よりも、ユーザーの目線に立って、大胆な改革案を構想していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」