河井法務大臣辞任についての会見

令和元年10月31日
会見する安倍総理 会見する安倍総理
会見する安倍総理

 令和元年10月31日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。

 総理は、河井法務大臣辞任について次のように述べました。

「先ほど、河井法務大臣から辞表を受け取りました。河井大臣からは、法務大臣として国の基本法制、法秩序を所掌する者として、法務行政に対するその公正性に対して、疑念を招くようなことは断じて避けなければならない。よって、職を辞したいという申し出がありました。
 私としては、河井大臣の意志を尊重することといたしました。河井大臣を法務大臣に任命したのは、私であります。こうした結果となり、その責任を痛感しております。国民の皆様に深く、心からお詫(わ)びを申し上げたいと思います。
 そして、菅原大臣に引き続いて、河井大臣が辞職するという結果となったことについて、厳しい御批判があることは真摯に受け止めなければならないと思います。
 内閣として、また、総理大臣としてより一層、身を引き締めて、行政の責任を果たしていきたいと、こう決意いたしております。
 そして、後任は森まさこさんにお願いいたしました。森さんは、弁護士として、法務行政のプロでもあります。かつて、安倍内閣の一員として特定秘密保護法という重要法案、難しい法案を担当し、成立させたという経験があります。
 その手腕をいかして、法務行政を力強く前に進めていただきたいと期待しております。」

「国民の皆様の信頼を回復して、しっかりと行政を前に進めていくこと、そのことにおいて責任を果たしていきたいと思っています。」

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